ランニング初心者時代の大失敗と解決策を語る。俺の屍を越えてゆけ!
ランニングを始めた頃
俺がダイエットを始め、ランニングをやりだした頃の話だ。
ストイックでやるときは全力でやる。俺のいいところであり、悪いところだ。
とりあえずやってみようということで靴を買い、ランニングを始めた。
とりあえず毎日6キロ走ることを心に決め、走りやすい道路沿いを毎日がむしゃらに走っていた。
がむしゃらに走るのはいい心意気だし、とりあえず頑張ってみるというのもとっても良い事であったと思う。
何かをやろうと決めてすぐに取り掛かれたり、実際にやってみることは意外に難しいからだ。
3日坊主という言葉があるように、3日続けることはものすごく大変だ。人は意外に忙しいのでランニングの時間はなかなか取れないし、その体力を毎日使い続けることはかなりのエネルギーがいる。
その点では自分をほめてやりたいと思うが、何も考えずに始めてしまった事で少し大変だったことがある。(まあ、それを差し引きしてもがむしゃらにやってよかったとは思うのだが、)
ちょっと考えたり、人に聞けば分かることだったので、「それはもっと考えてからやってくれよ、、」
と、できるならあの頃の自分に注意したい。
皆様は同じ間違いを起こさないよう、ぜひ参考にしていただけたらと思い、次にまとめてみた。
俺の失敗をぜひ成功への養分にして頂きたい。
足を痛めた経験を語る
あの頃はランニングを始めたての初心者。その頃は、どんな靴でどのように走ればよいのかなど当然考えず、ただランニングを頑張っていた。
そして、足を痛めた。
右足だったのだが、普通に歩くことすらままならないようになってしまった。
右足で地面を踏むことができず、ほぼ左足だけで歩いていたようなものだ。
友達の家に遊びに行くのも一苦労。大学の階段を上るときは地獄だった。
では、なぜ足を痛めてしまったのか?
それについては自分が無知だったからに他ならない。この失敗をきっかけに原因を考えたため、皆様に共有したい。
原因①靴選びの失敗
ランニングを始める時にランニング用の靴を買いに行った。
ランニングに使うので、とにかく軽い靴が欲しかった。軽くて走りやすくてかっこいい靴。ドンピシャの靴があったのでそれを買った。
おNEWの靴だったからすっごくテンション上がったよね。早く走りたくなって、ランニングに行くのも楽しかった。モチベーションも上がったしすごくいい買い物だった。
だけど一個だけ問題があったことに足を痛めてから気づいた。
短距離用の靴だったんだ。
短距離用の靴の問題点。
それは、底がかなり薄くてクッション性があまりないということだ。
※写真はあくまでもイメージです
見ての通り、ソール(底の部分)がかなり薄くなっていて、その分の軽量化に成功している。
もちろん100m走だったり、400m走とかにはもってこいだ。
しかし、ソールが薄いため、その分クッション性は期待できない。
だから、足への衝撃を吸収することができずに、足にかなりのダメージを与えてしまうんだ。
しかも、走っているのは道路沿いのコンクリートの上だ。
土や芝生の上を走るのとコンクリートを走るのは足へのダメージに相当の違いがある。
グラウンドを走っていたならもしかしたらこの靴でもよかったかもしれない。(最善ではないが)
しかし、走っているのはコンクリートの上だ。
今思うと、ソールの薄い靴とコンクリート道路は最悪の組み合わせだった。
足を痛めるのも当然だった。
解決策①中長距離用の靴を履く
ダイエットではかなりの距離を走ることになる。となれば足を痛めないために、中長距離用の靴を履くことが重要になる。
中長距離用の靴の特徴はある程度ソールが厚いということだ。
ある程度ソールの厚い靴を履くことで、足へのダメージを抑えることができる。
自分はナイキのエアマックスをずっと使っていた。かかとに空気が入っていて、衝撃を吸収してくれるし、反発を使えるのでかなり走りやすい。
走っていると靴はどうしてもすり減ってしまうので、1万円しないということも大きかった。
足を痛めた経験から学んだことは靴選びの大切さであった。
道路を長距離走るのに、ソールの靴を選んでしまったら足を痛めてしまうし、買いなおすお金ももったいない。
靴を買うときは中長距離用のランニングシューズを履くことをおススメする。
ソールがのクッションがしっかりしているので足への負担が軽減される。
ダイエットを楽にするためにもぜひシューズ選びを間違えないでほしい。
原因②走り方の失敗
コンクリートの上か土の上で走り方は大きく違う。
そのことを知らなかった事が、足を痛める原因となった。
あの頃はとにかく消費するエネルギーを大きくしたかった。
その俺がどう考えたかというと、「めちゃめちゃ早く走ればいいんじゃない!?」と考えてしまった。辛い=効果があると考えてしまう自分のダメな癖であった。
ただ、長い距離を走るのにずっと全力で走り続けることはできない。
なので、全力走を時間を区切って何回かする事にした。
例えば、あそこの電柱まで全力で走ろう!と決め、全力で走る。
足を大きく上げ、
腕を振り、
地面を強く踏み、
地面の反発を使い、
全力で走った。
その結果。
右足を痛めた。笑
そりゃそうだ。
コンクリの上でそんな走り方をしたら足への衝撃が大きすぎる。しかもソールの薄い短距離走用の靴だ。
この走り方をして一週間くらいで足を痛めることとなった。そこからコンクリの上の走り方。もっと言うと長距離走の走り方を学び、足を痛めることはなくなった。
毎日走っていてもそれっきり足を痛めたことはない。
解決策②長距離の走り方を学ぶ
マラソンでは42.195kmも走らないといけない。それが長距離走だ。
短距離走の走り方でマラソンを走りきることはできない。それは、短距離走の走り方で長距離を走ることはとても効率が悪いからだ。無駄な力を使ってしまうし、何より走りきる前に足を壊してしまう。
我々はそこまで長くは走らないとしても、その走り方を参考にすることはかなり役に立つ。なぜかというと、長距離の走り方で走ると、長い距離を走れるようになるからだ。
これを知ることでもっと楽に走ることができるようになる。
楽に走るための注意点を解説していこう。
足は置くだけ。踏まない。
ももを上げ、地面を踏み鳴らし、強く蹴るように走ること。
これは短距離走の走り方だ。ランニングではやってはいけない。
学校では走り方としてそう教わった方もいるかもしれない。
しかし、ランニングでは、長距離走の走り方がメインだ。
長距離走の走り方では足は置くだけのイメージと教えられる。
長く走り続けるために足へのダメージをできる限り少なくすることが重要だ。
ただ、前に足を出し、そのまま地面に置くんだ。決して踏みこんではいけない。
ただ置くだけ。
そうすることで、足への負担も少なくなり、体へのダメージも少なくなる。長く走る必要があるので、体を傷つけないようにしなければならない。
また、足を無駄に動かさないことで余計な力を使わなくなる。
ぜひ試してみてほしい。
腕は振らない
足のケガには関係ないが、調べる中で学んだことがあるので伝えたい。
腕の振りについてだ。
腕を大きく振るのは短距離走の走り方だ。
長距離走でやったら余計なエネルギーを使って疲れてしまう。そうすると長い時間走ることができない。
ランニングではどれだけ疲れたかではなく、どれだけ長い時間走ったかが重要となる。
そう考えると、走るときに余計な力を使ってはいけないということになる。
腕になんか力を入れなくていい。腕なんて家に置いてきたくらいのイメージで十分だ。
腕には意識を入れず、足の動きに意識を入れてほしい。
腕の動きに体がついてくるのではなく、体の動きに腕がついてくるのである。
ランニングウエアと同じように、勝手にひらひら動くけど、気には留めないという感覚でいよう。
まとめ
ランニングで重要な点
- 靴は中長距離用のクッションのあるものを使う
- 長距離の走り方(足は置くだけ。腕は振らない)を使う。
俺の失敗を養分にして、皆様に効率的なダイエットをして頂けたら嬉しい限りです。
長くなってしまった。(実に3500字越え!)次は短く読みやすくまとめますね。